まるこの、はなまる日和。

はじめまして。アラサーです。新婚生活のこと、仕事のこと、妊活・妊娠・流産のこと、いろいろ綴ります。

結婚してからの、SNSとの付き合い方

たぶん、SNSが到来したのは10年前位なんだと思う。

 

当時大学生だった私は、友達になんとなく誘われて、

mixi を始めた。

 

そこから、TwitterとかFacebookとか、

インスタとか一通りやってみたけど、今はもう何一つやっていない。

全て退会した。

 

それでよかったと思う。

 

もちろん、利用している方々やそのサービスそのものを否定したいのではなくて、

ただ単に、上手に使えなかった自分がいたのだ。

 

SNSの醍醐味は、きっとおそらく、

どんな人たちとも会話や共感・やりとりを通し

「つながる」ことができる点ではないだろうか。

 

それを「楽しい」と感じる人にとっては最高なものだろう。

 

ただ、私としては、いまは疎遠になってしまった友達や知人のプライベートを

知る意味なんてないような気がしてしまい、

どこに行った、何をした、誰と遊んだ、結婚した、、、等の情報を

正直鬱陶しく思えてきた(ひどいですね)。

 

さらに言うと、今も付き合いのある大好きな友人であっても、

近況や日常生活などわざわざ知りたくない、とまで感じている。

 

もっとひどいことを書くが、SNSから知る情報そのものよりも、

写真の写り方がナルシストっぽいなぁとケチをつけてみたり、

わざわざ載せて何アピール?と意地悪や嫉妬したり等

とにかくネガティブな感情を抱いてしまうし、

そんな黒くて醜い自分にも気づいて自己嫌悪になるし、

実におもしろくないのである。

おまけに、自分が投稿した際の周りの反応も

ずっと気になってしまうのがシャクである。

 

 

 

一般的に、結婚は今までの人間関係を見直すよい機会と言われるが、

自分の時もまさにそうだった。

 

本当に大切な友人や恩師には、自分から直線的なツールで連絡をとればいい。

広く浅く情報を発信するSNSは、今の自分には必要ない、と思えてきた。

 

そんなきっかけでSNS断ちを図った。

ただ、今まで毎日の暇つぶしや隙間時間にSNSをしていた自分にとっては

果たしてきちんとできるだろうか・・・と不安にもなった。

 

でも、昨今の断捨離ブームに背中を押され、

よし、人間関係も断捨離しようと決意し、

禁断症状(?)もでることもなくやめられた。

 

やめてよかったと思う。

移動の電車内では、携帯ではなく本を読むことにしたおかげで

自分の見分が広がる嬉しさや、新しく知ることのおもしろさに気づいた。

 

家庭では、夫と会話する時間が増え、携帯を気にすることが少なくなった。

 

今思えば、独身の頃、一人暮らしで会話する相手がいなかったから

余計にSNSに頼っていたのかもしれない。

 

ここまで書いてきてアレだが、

もしかして、万が一、世界がひっくり返るようなことがあったら、

またSNSを始めるかもしれない。

その時は、上手に使いこなせる自分になっていることを願う。