二度目の受診

年が明けて、２０１８年。

年末から、つわりが始まった。

最初に気づいたのは、ある夜お風呂に入る時。

「あれ・・・？なんか気持ち悪い？唾液が出る・・・。」

小腹が空くと、なんとなく気持ち悪い感じがして、

その辺にあったみかんを頬張った。

それを皮切りに、どうやら「食べづわり」の症状が現れた。

年が明けて、妊娠が分かって二度目の受診。

初めての受診から１０日後、この日がとっても楽しみだった。

エコーをして、胎嚢が３倍くらいに大きくなったのが確認できた。

とても嬉しかった。

実は、何日か前に出血があったことがあって、

心配で先生に伝えたけど、心配ない大丈夫と言ってもらえた。

「胎嚢が大きくなってきたね。順調だよ。

まだ赤ちゃんは見えないけど、これから見えてくるよ。

それで、心臓の音を聞ければ安心だね。」

先生はそう言ってくれた。

次回は１１日後に予約を取った。

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流産の手術をして、もうすぐ丸３か月になる。

今はもう、当時のような喪失感や大きな悲しみ、

ショックな気持ちはだいぶ癒えてきたと思う。

思い出して涙が溢れることもなくなった。

でも、正直完全には吹っ切れてはいない。

やっぱり辛い。苦しい。

特に苦しい局面がある。

妊活あるあるだけど、

友達や周りの妊娠報告。

動揺してしまう自分が嫌い。

もちろん、おめだたいし、

「おめでとう」って思う。

でも、正直、それと同じくらい、羨ましいんだよ。

私だって妊娠してたのに

なんで私の赤ちゃんはダメになっちゃったんだろう

私だって・・・

色々な感情がこみ上げてきて、すごく辛い。

友達のことにはちゃんと喜んであげたいのに。

すごく喜ばしいことなのに。

すごい辛かったことがあるので書きます。

私の流産は友達は誰も知らなくて。

手術をして、しばらくして、

やっと気持ちが上にいきはじめたかなぁと思ったある日。

ある友達に連絡しよう、久々に会いたいなーと

ようやく友達に会いたいなーという気持ちになり、連絡をとってみた。

そしたら、

３人目妊娠して体調が悪いから、しばらくはごめんね、とまさかの返信が。

(※まさかの返信だなんて、我ながら勝手な言い分だと思う。でもスルーして下さい)

びっくりして動揺したけど、メールだったからとりあえず一呼吸して

「おめでとう。身体大事にしてね」と返信した。

ここで終わればよかったよ。

でもさ・・・

「ありがとう。

まだ流産しちゃう時期だから、油断できないんだけどね。」なんて言われてしまい。

私としては気持ちのやり場がないよ。何も言えないよ。

はぁ・・・。

仲のよい友達だから、悪くは言いたくはない・・・けど・・・

流産の辛さが分からない人にしか言えないセリフだよなぁ、と悲しく思う。

流産なんて、どうせ他人事のように考えているんだろうなぁ、と冷めた気持ちで思う。

同時に、流産の辛い経験がないなんて羨ましい、と率直に思う。

でも、だからってその子が悪いのではない。悪いのではない。

やっぱり、自分が流産になるなんて、妊娠中は頭にないもん。

純粋に嬉しいし、このまま順調に育つはずだと思うもん。

他人事、というか、自分がそうなるなんて誰も思わないもん。

自分もそうだったから。

友達のご懐妊はとてもおめでたい

よかったねと思う

でも私だって少し前まで妊娠してた

なんで私はダメになっちゃったの

なんで順調な人とそうじゃない人がいるの

なんでこんなに苦しいの。

まだ私は苦しいところから抜け出せません。