掻爬手術を受けるまで
流産後の対応について、
何度も夫と話し合いました。
話し合い、というか、
お互い、妊娠も流産も本当に本当に初めての経験だったので、
どうすればいいのか? について、
お互い調べ、その情報交換のようなものでした。
出血が始まるのをこのまま待つのか?
それとも、手術を受けるのか?
一番いいのは、自然に排出されるのを待つことなのかもしれません。
手術をすると、子宮内は傷つくし、その後の治癒にも時間がかかるのだとか。
自然に排出・自然に回復を待った方がいいのかもしれません。
一方、私の身体は・・・
流産の宣告から2週間経とうとも、一向に腹痛の気配がありません。
積極的に雪かきをしたり、立ち仕事をしたり、
身体に負担が掛かりそうなことを自分なりにしてみました。
でも全く腹痛なし。
常に腹痛~出血~排出のことが頭から離れず、
ナプキンパンツ装着で出勤。
仕事の上司にも状態を説明し、
早退する可能性があることも伝えていましたが、
なかなか腹痛が来ず、今度はそれが不安になってきました。
その不安から、
手術をした方がよいのではないか?
と考えるようになりました。
それは夫も同じ考えでした。
・いつ腹痛や出血が始まるかわからない現実
・それを不安視している妻
・夫として自分も不安
・妻が一人でいる時に苦しんでも、すぐ駆けつけることができない
・両親も近くにおらず、助けてあげられない
・手術なら、自分も同席できるし何かと助けてあげられるのではないか
・一度リセットして、身体を回復させて次を目指せばよいのではないか
上記のように考えていたようです。
お互いの意見が一致して、まとまって、決心がついてころ、
B病院に連絡をとり、
私たちは、掻爬手術を受けることにしました。