まるこの、はなまる日和。

はじめまして。アラサーです。新婚生活のこと、仕事のこと、妊活・妊娠・流産のこと、いろいろ綴ります。

気の向くままに

掻爬手術を受けた翌日は、仕事を休んだ。

 

まだ腹痛も出血もあって、身体がきついのと

精神的にとても仕事どころではない、と判断したためだ。

 

かといって、熱発しているわけでもないので、

一日中お布団に入っているのも、もどかしいし、何しろそんなに眠れない。

 

まあ、身体が本調子ではないのは自覚があったので、

安静にしていよう、と思った。

 

 

気づいたら、最低限のことをする以外は、

お布団に入って、スマホでぶろぐを読んでいた。

 

 

「流産」

「双子 流産」

「掻爬手術」

「流産 乗り越える」

 

そんな言葉をキーワードにして、

検索してヒットした記事やぶろぐを、気の向くままに読んでいた。

 

 

 

自然と、涙を流していた。

 

 

 

自分と同じ経験をした人たちが、確かにいる。

 

自分の気持ちを代弁してくれるかのようで、

経験者さんの記事にはどれも共感できた。

 

 

率直な、今の気持ち。誰にも言えない気持ち。

誰に言えばわからない、自分の塞ぎ込んだこの気持ち。

 

それを、

”自分よりも先に経験した、会ったこともない誰か”が書いてくれていて、

私を助けてくれている。

 

 

”あなただけじゃないんだよ”

 

”私も、経験したよ”

 

”心細かったね”

 

”今もずっと辛いよね”

 

ぶろぐにはこんなこと書いてはいなかったけど、

そう言われている気がした。

 

 

 

 

そんな時、ある本の存在を知った。