初めて付き合った人の話②
こんにちは、まるこです。
初めて付き合った人の回想録です。
★前回のあらすじ
中学３年になったまるこ。
同じクラスの大野君と仲良くなる。
大野君は、後のまるこの初彼氏となる。
そんなある日、
クラスメイトの子から自分は大野君のことが好きだから
協力してほしいと言われる。
のんきなまるこはそれに応じる。
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だいたい、友達の恋の協力って何するんだっけ(笑)
いまの自分ならそう冷静に思う。
当時のまるこは、
その子にこう言われた。
”その子”じゃなくてこの際みぎわさんにしよう。
で、みぎわさんにこう言われた。
「隣の席になりたいから、同じ班にして。」と。
ふむふむ。
私はちょうどそのころ班長に選ばれていて、
その時の席替えのルールは、
班長が自分の班のメンバーを選ぶ、という
実に忖度しがいのある、いや
忖度そのものでしかない席替えルールだったのだ。
で、とりあえず大野君とみぎわさんと、
あとは適当にピックアップ。
後で聞いた話だけど、
実はこの頃から大野君はまるこの事を思ってくれていたらしい。
そして、事もあろうに
みぎわさんが自分のことを好きだということ、
でも自分はまるこが好きだから、みぎわさんには興味がないこと、
なのにまるこはみぎわさんに協力体制にあること、
全て知っていた。
(笑)
恋の作戦バレバレ・・・。
でも、当時のまることしては、
みぎわさんと協定を結んだその日から、
大野君とは喋らないようにした。
同じ班だけど、
みぎわさんと大野君が隣になるように斡旋。
でも大野君はそれに応じてくれない。
相当みぎわの事が嫌だったみたい。めっちゃかわいい子だったのに！
結局、５人の班だったので、
「俺はひとり席でいい」とか言われ、
みぎわ発まるこ経由の作戦は失敗に終わる。。。
まるこはこのころ、大野君の気持ちには全く気付かなかった。
鈍感だ～(笑)
そんな青春の一幕。
続きます。
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