まるこの、はなまる日和。

はじめまして。アラサーです。新婚生活のこと、仕事のこと、妊活・妊娠・流産のこと、いろいろ綴ります。

壁と休憩

しばらくして、夏になった。

 

基礎体温測定は、しばらく続けてみたが、

いまいち排卵日がよくわからないし、だんだん面倒に感じてきたので、途中でやめた。

 

だんだん面倒になって・・・というより、正しくは、

気づけば私ばかり妊活に一生懸命になっていて、

夫がその熱に押され気味になってしまった。

 

なので私もクールダウンするべく、測定を手放したのだ。

 

これも、妊活あるあるらしい。

 

 

後でグーグル先生が教えてくれたけど、

排卵日」と、この言葉を聞くのが嫌な男の人がいるらしい。

どうやら、プレッシャーになるとか、ならないとか、なるとか・・・

とにかく、世の殿方はデリケートなタイプが多いそうだ。

 

夫は、上記のようなタイプなのかどうかは別として、

「妊活妊活って、ちょっと待って。焦らずにいこう。」

とだけ私に言った。

 

本心はどうなのかな。

私に言わないだけで、本当はプレッシャーなのかも。

でも、私としては貴重な排卵日・・・。

 

私としては、うーん、一言で言い表せないもやもやが残る。

確かに、夫の言う通り、最近妊活のことばかり気にしてたなぁ。

それがだめなのかなぁ。

 

今だから言えるけど、

この時は本当に妊娠のことを強く希望していた。

そもそも、すぐ妊娠できるだろうって思っていた。

自分の母親は、結婚してすぐ私を妊娠した、と言っていた。

だから私もすぐできるはず。

そう思っていた。

 

それに、実家に帰れば両親から「どうだ?できたか?」と言われるようになった。

(今思うと、かなりデリカシーのない言葉・・・)

 

そう言われ始めてから、

あれ、すぐできないのはなんでだろう? から、

すぐにできないのは幸せではない と考えが及ぶようになってしまった。

 

いま振り返ると、なかなか偏っているとは思うし、

自分で自分を苦しめていた、と分かる。

 

当時の自分に言ってあげたい。

「大丈夫だよ、そのうち妊娠するんだよ。だから今は夫婦二人の時間を楽しんで。」

 

 

 

 

 

上記には、両親から言われたデリカシーのない発言を記載したが、

「妊娠」「妊娠に関すること」「夫婦生活」って、

一般的には、なかなか踏み込んで話さない。

 

友達には「赤ちゃんを望んでいる」とは言ってはいるけど、

ガチな感じの相談はしていない。

だから余計、頭が固くなっちゃったのかも。

 

地元の友達はトントン拍子に妊娠→出産している子が多くて、

焦りももちろんあったしねぇ。

羨ましい、て気持ちも強かった。

 

友達なんだから素直に相談すればいいのに、正直なところ

「きっと、すぐ妊娠できた友達には私の気持ちはきっとわかってもらいない。」

って、どこかで引け目も感じたし壁も作ってたからな。

 

友達なのに、こんなんじゃ友達じゃないね。